貧困率とはなにか?

2ちゃんねる ニュース極東より

「†† 2009/04/08(水) 09:37:10 ID:Y75cul4T」の考察(抜粋)
貧困率(Poverty rates)の定義が何であるか?
http://lysander.sourceoecd.org/vl=6200566/cl=13/nw=1/rpsv/factbook2009/12/02/01/index.htm
に定義が簡単に記されていますが、所得の中央値(メディアン)の半分を貧困ラインと見做し、そのライン以下の人々の総人口に占める割合を貧困率と定めているようです。
所得とは、税金や公的扶助等を調整してあるとのことです。
よって高負担高福祉の国家は低い値になる傾向があるようです。
また、所得のみで貧困を定義してあるため、多額の貯蓄をもつ低所得者貧困層に分類されます。
日本の場合、平均所得(上記の定義とは異なります)が500万円弱でしたので、月20万円の年金受給者は保有資産の多寡に関わらず貧困層と定義されます。
所得の中央値の絶対額が低い発展途上国ならともかくOECD加盟国の”貧困”を表す指標としてはどうなんですかね〜。欧州人の思惑があるように思えます。
上記ページにも記されていますが、国毎にラインが異なりますので、他国との比較は意味がないとのことで、同一国で期間変化を見る為の指標のようです。
日本では、ここのところ緩和されたとはいえ、20年間一貫して上昇しているようです。巷でよく言われるように格差拡大なのか、高齢化の影響なのか議論のあるところですが、この指数に関して言えば、後者の影響の方が大きいと思われます。