毎日新聞がHENTAI捏造記事を発表して、日本国民を辱めた件について

毎日新聞が発行している、WEB英字新聞「waiwai」にて、日本人を侮辱するような内容が、9年間にわたって報道され続けていたらしい。
詳細は「こちら」に詳しく載っているが、一部だけ引用すると

・母は息子の成績向上のために○○○○○をする
・主婦はコインランドリーで○○をする
・女性は充実した性生活のために何らかの訓練を受ける

(自主規制により一部伏せ字を用いましたが、引用元は伏せ字がありません。下劣な内容なので精神的な脆さを自覚している方や、人格が形成されていない児童は閲覧を避けてください。)

など、7月4日現在、全部で25件ほどが確認されているようだ。

天皇陛下の紹介記事に記載されているMETAタグへ「HENTAI(変態)」と記述することも行われていたらしい。
わかりやすく書くと、ネットで「HENTAI」と検索すると「天皇陛下」の記事が一覧に表示される様、工夫していた、ということ。

天皇陛下を侮辱するなんて、これだけで懲役10年に値すると感じている。

毎日新聞は、「waiwai」をすべて削除し、経緯を記した謝罪記事を掲載した上で、担当編集者二人を3ヶ月の懲戒休職処分、上司に当たる4名に対して役職停止を科した。

しかしネット(2ちゃんねる)では、

原因のさらなる究明を行え
再発防止策を発表しろ
関係者の処分は軽すぎる
削除した記事は、訂正記事を添えて再掲しろ

など、毎日新聞側の対応は不十分だとする厳しい声が並んでいる。また、7月4日には複数の人が、日本人を侮辱しているとして2ch有志が毎日新聞を訴える事態にまで発展している。*1

今回の件で一番憤りを感じること

国民主権」・・・言わずとしれた日本国憲法3原則のうちの一つ。この言葉を否定する日本国民はいない。

この言葉には日本人の、日本人による、日本人のための願いが込められている。

そしてこの前提となっているのは

報道の自由」だ!!!

自らが信じる信義、信条に基づいて事実を報道することが出来る自由・・・ってゆーか、個人的にはこれは権利とか自由とか言う言葉じゃなく「報道機関の義務」だと考えている。

これだけネットが発達した社会でさえ、新聞が果たさなければならない義務は重大だ。

信義、信条に裏打ちされた人の言葉には真実味がある。説得力がある。

これが世論を作り上げ、国政を動かしていく。これが民主主義だ。

その一端を担うはずの新聞が・・・日本を代表する、といっても過言ではない新聞がこんなことをしていたなんて・・・

裏切られた。。。何を信じていいのか?という気持ちでいっぱいだ。

あなたが持っているペンの力は、どれほどなのか自覚する必要があったんじゃないのか?>毎日新聞社

毎日新聞社には原因のさらなる究明と再発防止策を行ってほしい。

さて、「いやだなぁ」と思うこと

今回の騒動で意図的に伏せられていることがあると感じている。
この誤った報道は、9年間の間報道が続いた、と言われているが、なにもこんな低俗な記事ばかりが報道されていたわけではない。

9年間で(おそらく)数千件に上る報道の中で25件ほどが報道された

というのが正しい。この辺「程度は関係ない」とは言わずによく含んでおく必要がある。悪ふざけで3ヶ月の懲戒休職処分は「厳しい処分」だ。*2
さらに上司に至っては役員に至るまで「役職停止処分」を科しており、悪ふざけをした人、その管理監督者ともに十分に処分されている。

これに対し、さらなる処分を求めているネットの過激な意見が「世論だ!」みたいな現在の風潮はイヤだ。

また、この報道の中心人物となった編集員2名は、自らのプロフィールを顔写真付きで公表しており、報道に携わるものとしての「覚悟」を感じる。

このような覚悟をもって報道に携わっている人が、法務大臣を「死神」扱いするようなのと、同じようなレベルで論じられるのはイヤだ。*3

毎日新聞社に勤めている女性の名誉を毀損するような書き込みや「毎日ぶっつぶせ」みたいな書き込みが2ちゃんねるにあふれているのはイヤだ。

今回のことで2ちゃんねるのように「智」があり、「義」があり、「情」にあふれた場所が誤解されるのはイヤだ。

感情的になりすぎている一部の人間が、世論を動かすかのような印象はイヤだ。

最後に

世論の正義は十分に機能した。後は毎日新聞社の十分な再発防止策だけだ。
もう、毎日新聞社の当事者達のHPはゼロだ。

「若者よ、早まるな」

*1:神戸簡易裁判所 平成20年(ハ)第11444号慰謝料請求事件

*2:蛇足だが、落書きして免職というのはやり過ぎだろJK。落書きした奴らに消しに行かせる、とか公共の場所での清掃作業2週間とか位でちょうどだと思うが

*3:個人的に天皇陛下を侮辱した時点で大嫌いだが