日本の雇用情勢は、非正規労働者と新卒にとって、厳しいようです

【概要】

  • 厚生労働省は2009年3月31日朝、2008年10月から6月までの間に失業したり、失業する見通しの派遣社員などの非正規労働者が全国で19万2061人に上ると発表した。
  • 9ヶ月間の就業形態別の内訳は
    • 派遣労働者が12万5339人で全体の65.3%
    • 期間工など契約は3万9195人(20.4%)
    • 請負は1万5556人(8.1%)
  • 前回と比べると派遣の比率が若干低下、契約の比率が上がった。派遣失業者のうち約半数が期間途中での契約解除である状況は変わらない。
  • また、新卒者に対する内定取り消しは23日時点で1845人になった。
  • 内定取り消しの産業別内訳は
    • 製造業が387人(前回は332人)
    • 不動産業が304人(同293人)。
  • 内定取り消しの理由は
    • 「経営の悪化」が1249人
    • 「企業倒産」は576人

【一言】
在庫調整や、生産調整などは、2009年度第2四半期までに調整が終わる、なんて見方もありますが・・・まだ厳しいようです。
【ソース】
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090331AT3L3006D30032009.html