うつ病で自殺する人が一人でも減りますように

最近、自殺に関する報道がとても多くなりました。自殺の方法も、近年まれに見ない方法になってきたことと関係あるかと思いますが、なんといっても

うつ病

というものに対して、認知度が上がっている、というのも大きな理由だと思います。

うつ病になると、自分はダメな人間だ、と考え、その結果全ての関係を断ち切るしかない、とまで思い詰め、自殺へとつながります。*1

うつ病患者にとって自殺とは?

うつ病患者にとって、自殺は自らを解放する行為

です。
周りの全ての人たちに、迷惑をかけている自分がイヤになり、自分は生きている価値がないと感じ、苦しみ抜いた末に行き着いた結論が「生きたいけどそれは許されない。一刻も早く消えてしまいたい」なのです。

ついさっきまで落ち着いていた人が、たった30分ほどで死を決意し、自殺してしまいます。

その思考過程は、うつ病にかかった人でさえ想像はできないでしょう。

そして彼らには論理的な説明は通用しません。だって、自分のことを人間として認めていないのですから。

これは全くの私見ですが、うつ病患者が自殺するときは、首つり以外の方法は出来ません。良くできて自宅マンションのベランダからの飛び降りです。

練炭だとか、硫化○○なんて手の込んだ自殺方法なんか出来ません。そんな元気、ありません。

ですので重ねてお願いします。

  • うつ病患者はなるべく一人にしないでください。
  • 「死にたい」って口走ったときは、早く病院へ連れていき、ドクターへその旨必ず伝えてください。「生きたい」という願望がひとかけらだけ残っている、マジヤバイ状態です。

うつ病で自殺する人が一人でも減りますように。