保護した仔猫はその日のうちに病院へ連れて行った。獣医さんによると、生後2〜3日。血尿が出ている事以外は問題ないようだ。ってゆーかこれだけ小さいとできることはとても限られるらしい。そして獣医さんからはショックなことを聞かされた。

u2uni2007-11-09

1.この大きさの仔猫は人間が世話をしても生きられない、と思ったほうがいい。
2.わたしたち(獣医さん)が世話をしても死なせることがある。
3.だから死んだとしても自分を責めてはいけない。
そして子猫用の粉ミルクと哺乳瓶を売ってくれた。支払った金額は全部で2000円ちょっと。診察料は含まれていないようだ。2時間ごとに排泄を促し、ミルクを飲ませ、湯たんぽを変えて体重を計る。毎食後1グラム弱くらい体重が増えている。哺乳瓶からミルクが出ることを理解し、飲んでいるようだ。この保護した仔猫を「ごまめ」と呼ぶことにした。
ごまめは風が吹き抜ける公園に、ダンボール箱に新聞紙を1枚引いただけのところに捨てられていた。捨てた人間は弱いものを慈しむことのない「心が枯れてしまった」人間だ。何かを探すように足をばたつかせて、ぴー!ぴー!と鳴いている、へその緒がまだついたままの仔猫を母猫から引き離し、こんな簡素な箱の中に置き去りにするなんてあまりにも心無い。
だめだ・・・またむかついてきた。今はごまめが今日を生きることだけを考えよう。
ちなみに今日の体重は117グラム。昨日と比べて11グラム増えている。