先住猫2号

初めてこの症状に見舞われたときは本当に驚いた。
電車に乗っていて、気がつくと胸がくるしくて、いつの間にか呼吸が出来なくなっていて、汗がだらだら出て、目眩がして、吐き気がした。予備知識としてパニック障害というものを知らなかったら、多分救急車を呼んでもらっていただろう。自分の体はどうなったのだろうか。とても不安で、ものすごく怖かった。
「本当に死にそうな突発的な病気ならもうとっくに死んでいる。だからこれはパニック障害だ、だから絶対に大丈夫だ!死ぬわけないし体には全く異常はない!」
と何度も言い聞かせた。

次の駅ですぐに降りて、鬱が酷くなったときの薬をのみ、20分ほどしたら治まった。
(やっぱりパニック障害だったんだ・・・)
そう思ったら今度は情けなくなってきた。自分の無力さにほとほと愛想が尽きてしまった。

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今では電車に乗る前には薬を飲んでから乗るようにしている。それからキリスト様とお釈迦様とアラー様と先祖の霊と八百万の神々に(今日は無事に乗れますように)と祈る。
無事に目的地にたどり着ければ(あなたに感謝します)と祈る。
コレでうまくいっている。でも祈りが通じないときもたまにあって(そりゃそうだw)、そんなときは無理せずに途中下車して薬をさらに飲む。落ち着いたらまた電車に乗る。

なので職場には定刻の30分前につくように家を出る。上司には評判が良い。

ここまで書いて、やっぱりu2uniは馬鹿なんじゃないか、と思っている ^ω^;

今日の猫
ものすごく言いたいことがありそうな先住猫2号