著作権に関する法律が改正されるようです。

【概要】

• 政府は１０日の閣議で、著作権法改正案を決定した。今国会に提出し、２０１０年１月１日の施行を目指す。
• これが施工されると、著作権者の許諾を得ず違法にインターネットに流された携帯電話の「着うた」や動画を、私的使用目的でも、個人などが入手するのを違法とする
• 現在は、無許諾配信を行った側のみが違法。
• この法律により、入手したほうも違法になる。
• 海賊版DVDなどは販売だけでなく、ネットオークションへの出品や広告も禁止する。
• 入手した側への罰則はないものの、民事的な責任に問われることになる。
• ただし、著作物のネット流通を促す規制緩和策も盛り込まれた。
  • 過去のテレビ番組の放映については、権利者がそろわないときなどは供託すれば放映できるようになる
  • 文化庁長官が許可している裁定制度の範囲を拡大
  • 検索サイトへ登録するデータに限っては、著作権者の許諾が必要ではなくなる
  • 耳の不自由な人向けに、特定非営利活動法人（NPO法人）などが無許諾で映画やテレビ番組に字幕や手話の映像を付けたり、DVDなどに複製して貸し出したりすることを認める。

【一言】
P2Pソフト（winny、share、perfect dark）を使って、ダウンロードするだけだったら違法ではなかった*1、この法律が施行されると、そうもいかなくなりますね。
そして早くB-CASつぶせ！

*1:だから本屋さんにwinnyなどの解説書が販売されている