麻生総理はEUの雄、ドイツにガツンと言ったようです

【概要】

  • 1日付の英フィナンシャル・タイムズのインタビューで麻生太郎首相が、追加の景気刺激策に消極的とされるドイツを、名指しで「批判」した
  • このインタビューは、第2回G20金融サミットでの訪英直前に、東京で行われたもの。
  • 麻生首相は景気刺激策の需要性について「理解している国と、そうでない国がある。ドイツがそれに当たる」などと発言した。
  • 発言の真意について外務省幹部は、「バブル崩壊後の日本の経験を踏まえ、景気刺激策の重要性を欧州にも理解してほしい、という発言だ」と説明した。

【補足】

  • EU圏では各国の思惑が元で、足並みをそろえることができずにいる。
  • 今回のG20にて、「仲良くやっていこうね!」的な事を目指すと思われていた。
  • また、米国の提案*1をドイツをはじめ欧州が反発していた事もあり、先進国中、唯一IMFへの巨額追加出資ができる日本の動向が注目されていた(どんな支援をするか、ってことね)。
  • ま、カネ出すんだから文句言ってもいいよ。

【ソース】
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090402/fnc0904020938009-n1.htm

*1:国内総生産(GDP)比2%規模の数値目標を設けることを、主張している